なんだか最近、肩が重い…。
思い返してみると、いや〜なことがあった日や、イライラしたあとって、妙に肩がこってる気がしませんか？

「肩の荷が下りる」「首が回らない」、ストレスやプレッシャーは、肩や首まわりに“のしかかる”ように感じることの表現にも良く使われていますよね。

でも、本当にストレスと肩こりって関係あるのでしょうか？

そもそもストレスってなに？

「ストレス」と聞くと、嫌なこと・悪者のイメージが強いかもしれません。
でも、ストレス自体は決して悪いものではありません。
適度なストレスは、人間にとって大切な「刺激」。集中力を高めたり、やる気を引き出したりもしてくれる存在です。人間関係にも適度に刺激が必要なように。。。

しかし問題は、そのストレスが長く続いてしまう状態、つまり慢性的なストレス状態です。

ストレスが続くと体はどうなる？

ストレスを感じているとき、体の中では「交感神経」が優位になります。いわゆる「戦闘状態」ですね。

この状態では血管がキュッと収縮し、筋肉は硬くこわばります。
さらにこの状態が続くことで、筋肉は十分な栄養や酸素が届きにくくなり、筋膜が肥厚して硬くなり、血流もさらに悪くなる…という悪循環が起こってしまうのです。

その結果が、肩こりや首のこわばりとして現れるわけです。

鍼灸でできること

そんなストレス由来の肩こりには、鍼灸がとても効果的です。

鍼灸刺激は、局所の血流を改善させたり、筋腱移行部への鍼は反射を起こして硬くなった筋肉は緩ませます。さらに四肢への刺激は副交感神経を優位にする（リラックスモードにする）働きがあると言われています。

ストレスや、肩こりにお困りの方、ぜひ一度神明鍼灸治療院で鍼灸を体験してみませんか？

筆者:佐久間 渓矢